2017.5.24
こんばんは。
だんだん暑くなってきました。
いかがお過ごしですか?
お元気ですか?
最近は展覧会によく出かけています。
絵画や写真を見る事がとても好きです。
最近は上田義彦さんの「森の記憶」という写真展を見に行きました。
タイトル通り、森の写真の展示でした。
一通り見て、入り口付近にある写真集を見ました。
上田さんの写真集がいくつもありました。
「M.River」という写真集があってそれを見た時にあれっと思う事がありました。
木々や川など自然を撮った写真集と思って見ていたのですが、パラパラと見ていたら、
一瞬、人が写っていたような気がして、もう一度ページを戻って見たのですが、やっぱり人ではありませんでした。
おかしいな、と思って見返すという事を2回くらいしました。
その時、気付いたのが、上田さんはもしかして、木々や川を人を見るような気持ちで撮っているのではないか?
ということです。
これは個人的な感想で、他の方はどう思われるかわかりませんが、
一瞬、人に見えたという事で、心理的にかなり親密な距離感で
写真を撮ってらっしゃるのではないか?と思ったのです。
そして、もう一度、写真展を見るのに戻って見たら、初めに見た時とは全然違って見えました。
上田さんは8×10というかなり大きな、上田さんの背丈と同じくらいの
大型カメラを担いで写真を撮ってらっしゃるとの事でした。
大きなカメラを森の中、担いで、1枚1枚撮ってらっしゃっるのだな、とわかると
1枚1枚に気持ちがこもっていることが感じられました。
展示作品を見るということは、自分の気持ちの持ちようやその作家を少しでも知っているかによって
全然見え方が違ってきたりします。
作品を見るときは静かな気持ちで向き合いたいと思いました。
展示ギャラリーは6階にあって、窓からはスカイツリーが見えました。
そして、竹芝の港の近くにあり、帰りにちょっと客船ターミナルに寄ってみました。
ここからいろいろな島へ行けるのだなと思い、少し島へ行くことを想像したりしました。
いろいろな世界が広がっていると、感じました。
皆様、これから暑い夏がやって来ますが、体調を崩されないようにお気をつけくださいませ。
これからもいろいろな世界を見に行こうと思います。
○興味を持たれた方へ
上田義彦さんの「森の記憶」の写真展は2017年7月2日まで。
入場料は一般¥800。
月曜日休み。
詳しくはこちらをご確認くださいませ。
http://gallery916.com/
では、また。