2015.8.22

おはようございます。
お元気ですか?

ちょっと涼しくなってきたなぁ、と感じます。

今日は、先日、岩合光昭さんのトークイベントに行ってきたので、その話を書こうかなと思います。

19日、川崎市市民ミュージアムの「木村伊兵衛写真賞40周年記念展」に行ってきました。
14時から写真家、岩合光昭さんのトークイベントがありました。

行く前に、姉に「行くんだよ。」と話したら、姉はすでに岩合さんのトークを聞いたことがあったらしく、
「岩合さんて絶対、動物と話せてるね。」と言っていました。

なので、どんな話が聞けるかなと、とても楽しみでした。

お昼の12時に整理券配布だったので、その時間に着くように向かいました。
バスが市民ミュージアム前に着いたので降りると、一緒に乗っていた女性が私の横を
小走りで美術館へと向かっていきました。

彼女の背中を見たら、Tシャツに猫がいっぱい描かれてるのを着ていたので、
この人は本気の人だ、と思いました。

着いてみたら、まだ整理券は余っていたので、良かった、と思いました。

休憩をし、13時半まで展示を見ました。

そして、トーク
皆さん、ワクワクした気持ちで話を聞いています。
スライドショーのように写真が何枚かステージにあるスクリーンに映し出されます。
始めは猫の写真が続きました。
歓声が上がりました。

大自然で撮った写真も出てきました。
ホッキョクグマにじっと見つめられた話を聞きました。

ホッキョクグマに「お前を食べたい。」という意思の目で見られたとおっしゃっていました。

シロクマを撮りに行った時、花畑があったそうで、そこでシロクマの写真を撮りたいと思われたそうです。
それで、「花畑のある方へ行ってもらえませんか?」とお願いしたそうです。(シロクマがいた場所から少し離れていたそうです)
そうしたら、本当に花畑に行ってくれたそうで、花畑の中にいるシロクマの写真が撮れたそうです。

岩合さんは動物とお話ができるというのは本当なようでした。

岩合さんはカメを見ても、「これはオス」とか猫や犬を見ても、どちらがオスでどちらがメスとわかるようでした。

いろいろと感心していたら、人間は動物に対して、おごっていると、おっしゃっていました。
動物は「かわいい」ばかりじゃないと。
ライオンが獲物を食べている時に「獰猛だ」と思うのもちょっと違うと。岩合さんによると「本当においしそうに食べる」とのことです。

岩合さんは、生き物を人と動物で分けて見ておらず、多分、「同じ地球に住んでいる生物」として見てらっしゃるのではないかな、と思いました。

天気についても、「明日は雨です。」とキャスターが伝える時、「雨が悪いと決めつけるのはおかしい」と。
岩合さんだったら「明日は素晴らしい雨が降ります。」と言うのになぁ。とおっしゃっていました。

印象に残った話を長々と書いてしましましたが、岩合さんはものの見方、考え方が人とは違う と思いました。


さて、今、渋谷のHikarieでも岩合さんの「ふるさとのねこ」の展示がやっていますね。

ショップでポストカードを見て、気に入ったのがあったので買いました。
この展示のチラシやポスターにもなっている猫の写真です。

この写真を見ながら、この猫をかいてみています。

見て、かいていても同じようにかけないので、難しいなと思います。

この猫から感じ取ることは
・この場所が気に入っている
・ここは自分の場所だ
・そこから何かをじっと見ている
・意志の強そうな猫

ということです。
この顔は、とてもここにいることに満足している顔だと思うんです。自分だけの場所、と思ってるんじゃないかな。

表情を感じたようにかくのは、とても難しい事です。

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 下書き中の絵です。


 
木村伊兵衛写真賞40周年記念展 開催中〜2015年9月23日(水・祝) 9時半〜17時 川崎市市民ミュージアム 月曜休館
○ふるさとのねこ 岩合光昭写真展 開催中〜2015年8月31日(月)  10時〜20時  渋谷Hikarie9階 無休 

では、また。